現実を受け止め、理想に近づく。
職場のパソコン起動遅いわー。
社会がこうなった方がいいのに、いらつく。
でも、世間の人たちはそのスピード感を受け入れている。
凄いなって思う。
半ば、死んだ目をしながら、諦めて受け入れている人もいる。
理想通りに進んでる人もいるだろう。
いや、想像以上に上手く行ったり、巨万の富を手に入れたり。
やっほーみたく、自分の個性を殺したくないから、
少ないお金で我慢するところは我慢して、時間にプライオリティを置いてるパターンも。
でも、ふと周りを見てみると、その現実を受け入れている人たちを見ていると、自分の中の育ってきた環境、教育が今の自分を形成していることの歯がゆさが苦しさを生んでいるとも思う。
兄は5つ上で従兄弟もほぼ5つ上だったり、それ以上だったり、せっかちな親父だったり。
末っ子やっほーは、いつの間にか大人のスピードにあっぷあっぷしていた。
それが20過ぎたら、ボンッ!!爆発した。
若い頃の対応力、適応力でついてはいけた。
子供ながらに、凄まじい要領と観察力。
自分が欲しいもの、スピード感ゆえに置いてけぼりにされたものが露骨に浮き彫りになる。
足し算、引き算すっ飛ばして、割り算みたいな。
解けるには解ける。
でも、順番がある。
子どもにとって大切なもの。
細かく丁寧に教えずに、大人のスピード感でいいから公式に当てはめるの!!
こんな感じで、プロセスをないがしろにする。
プロセスがいかに大事か。
プロセスをすっ飛ばした所には、必ず歪みが出る。
今の社会もそう。
うまくいかない時間がくる。
成長が止まる時間が。
こうあるべきというスピード感が、狭い世界から違う世界に出てみて、ふと周りを見渡すと、なかなかにゆっくりだな。
自分のペースを乱すと壊れるのは自然の摂理。
現実を受け止めて、理想には近づいていきたい。